【『きゅっと結んで、スキ』1巻ネタバレ感想】お嬢様×耳の聞こえない男の子

絵柄に一目惚れして読んでみました。

あまり少女漫画では見かけない設定で、新鮮味があってよかったです。

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出会い

両親の決めた人と結婚すると言われて育った女子高校生日野ひかり

ある日男の子が落とした定期を拾い、ひかりが声をかけました。

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(C)2017 梅澤麻里奈「きゅっと結んで、スキ1巻」より

かっこいいい!!

やっぱ絵柄が好き!!

喋らない彼にひかりは、素っ気ない男の子だったなーという印象を持ちます。

その後、ひかりが友達とカフェでお茶していると、飲み物のカップに「朝はありがとう。」と書かれていました。

なんと、定期を拾った男の子が働いていたのです。

そして、ひかりが店で男の人に絡まれたのを助けてくれました。

彼のネームプレートには「私は耳が不自由です」と書かれていました。

名前は三影結人くん。

「ごめんなさい 私のせいで嫌なこと言われて・・」と焦るひかりに彼が「聞こえてねえから全然大丈夫!」と書いたメモを見せてくれました。

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耳が聞こえないことで卑屈になっていないキャラクターでいいですね。

しかもちょっとネタにまでしてヒロインを気遣うって相当な心優しさ。

ひかりの制服が汚れてしまったので、結人がジャケットを貸してくれました。

そして後日、洗濯したら縮んでしまったと謝罪の手紙を渡すひかり。

それを読んで笑う結人。

「弁償しなくていいから一緒に買い物付き合ってくれない?」という結人に、ひかりが承諾して後日会うことになりました。

ひかり、この時点で結人に惹かれ始めてる模様です。

デート?の日

この日手話を覚えてきてくれたひかりに結人は嬉しそうでした。

楽しい一日を過ごした帰り道、ひかりの母と遭遇しました。

ひかりが門限を過ぎても帰ってこないので、心配して探していたそうです。

この時、結人が何か言いかけますが、ひかりは母に連れられ帰りました。

そして、ひかりは母に携帯を取られてしまいました。

結人の耳

後日、あの時何を言いかけたのか聞きに行くため、ひかりが結人の学校を訪れました。

その答えは「遅くまで連れまわしてすみません」って言おうとしたそうです。

結人が荷物を取りに行ってる間、結人の友達が結人の話をしてくれました。

中学で両耳聞こえなくなり、最初は喋っていたけどうまく発音できなくてからかわれてから喋らなくなったそうです。

それを聞いたひかりはせっかく声を出そうとした結人を自分が遮ってしまったことに泣いてしまいます。

その時かけつけた結人イケメンでした。

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このすごく心配した顔。

本当優しい子ですね。

あと個人的にこの話をしてくれた友人に問い詰めたこの一コマお気に入りですw

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友人かわいいww

そしてこの後結人と喋る中で、結人のことを好きだとひかりは自覚しました。

そして帰り電車に乗ったひかりに結人が手話で「好き」と言います。

時間差で、その手話の意味を理解したひかりは自分の気持ちも伝えたいと思います。

しかし、ひかりの婚約者との話を進めることにしたと両親に告げられ、家を飛び出してしまいました。

気持ちが通じ合う

ひかりの親から、ひかりが帰ってこないと連絡を受けた結人はひかりを探しに行きます。

そして男の人に絡まれてるひかりを見つけ、「ひかり」と声を出しました。

おー!喋らなくなった結人が声を出しました!

ひかりがそのきっかけになったって大きなことですよね。

ひかりは、助けてくれた結人に気持ちを伝え、二人は付き合うことになりました。

ここで1巻は終了です。

んー。話がすごくトントン拍子でした。

出会ってから再会までと、好き合うまでと付き合うまで、早かったです。

恐らくこの漫画は、事情のある二人が今後付き合っていく中で、いろいろぶつかるであろう壁をどう乗り越えていくかっていうのが見どころなんじゃないでしょうか。

ここからが本番なのかなと。

そして、タイトルの「きゅっと結んで、スキ」っていうのは、手話の動きを意味してるんですね。なるほどなるほど。

(たまたま最近オレンジデイズ(ドラマ)を見ていたので、見た瞬間「好きって言った!!」ってわかってテンション上がりましたw)

この他に、「きゅっと結んで、スキ」の結人サイドからみた短編と、「何度でも、君に届くまで。」「好きだなんて言えないよ。」という読み切りが収録されていました。

こちらは、耳が聞こえにくい女の子の話と、クールで壁を作ってしまう女の子の話でした。

弊害のある恋愛を描くことが多い方なのかな?

今後の展開にも期待大です。

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